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胸が垂れる原因とは?これ以上垂れるのを防ぎ、ハリを取り戻す方法

ヘルスケア


女性なら誰しも、ハリのある美しい形のバストに憧れるのではないでしょうか。
しかし正しいケアを怠ると、バストは垂れてしまうおそれがあります。
今回は、理想のバストを手に入れたいと思っている40代の女性に向けて、胸が垂れる原因と、上向きのバストを取り戻す方法についてお伝えします。

【目次】
1.胸が垂れる原因とは?
2.対策1:生活習慣を改善する
3.対策2:エクササイズやマッサージをする
4.対策3:正しいサイズのブラを着ける
5.理想のバストを手に入れるために

胸が垂れる原因とは?

胸が垂れるのを防ぐには、まずバストの構造を正しく理解し、垂れる原因を知りましょう。

●バストの構造
バストは主に、母乳を作る「乳腺」とそれを保護する「脂肪組織」、土台である「大胸筋」、内部から支える「クーパー靭帯」などで構成されています。バストが柔らかいのは、全体の約9割が脂肪でできているためです。大胸筋はあくまでも土台でバストそのものに筋肉はなく、コラーゲン繊維でできた組織のクーパー靭帯が重みを支えています。

●胸が垂れる原因
・クーパー靭帯の伸び・切れ
個人差はあるものの、乳腺が発達する10代後半から20代前半にかけてバストは膨らみを増していきます。加齢とともに乳腺の発達が衰えると、皮下脂肪の割合が大きくなり、バストの重みが増します。その結果クーパー靭帯が伸びてしまい、バストラインの崩れを引き起こします。

重力だけでなく、妊娠や出産などによるバストサイズの急激な変化も、クーパー靭帯が伸びる原因になります。また、激しい運動などによって、クーパー靭帯が切れてしまうこともあります。一度伸びてしまったクーパー靭帯は元に戻すのが難しく、切れてしまった場合は二度と修復しません。

・エストロゲンの減少
乳腺の発達を促し、バストのハリを保つのは、エストロゲンという女性ホルモンの働きによるものです。このエストロゲンの分泌が減少すると、バストはハリを失います。加齢だけでなく、生活習慣の乱れやストレスによって女性ホルモンのバランスが崩れると、エストロゲンの分泌は減ります。

・姿勢の悪さと間違ったサイズのブラジャー
「普段の姿勢が悪い」「正しいサイズのブラジャーを選べていない」という人も、自らバストの下垂を早めています。
猫背になっているなど、姿勢が悪いと、バスト周辺の血流が滞り、必要な栄養が行き届きにくくなり、バストはハリを失っていきます。
また、本来のサイズよりも大きいブラジャーを身に着けていると、バストの脂肪が背中やお腹に流れている状態になり、反対にブラジャーの締め付けが強すぎても、バストをつぶしたり脂肪組織を傷つけたりしてしまい、美しい形をキープすることができません。

思い当たる項目がある人は、バストが垂れるのを防ぐために、正しいケア方法を知り対策する必要があります。

それでは、具体的にどうすれば良いのか、3つの対策をご紹介しましょう。

対策1:生活習慣を改善する

バストの下垂には、睡眠や食生活、運動習慣など、普段の生活習慣が影響しています。ハリのあるバストを保つためには、体内からの改善が必要です。

●食生活を見直す
まずは、食生活を見直しましょう。女性ホルモンの分泌を促進させるためには、毎日3食の食事をきちんと摂り、栄養バランスの良い献立を心掛けることが大切です。

女性ホルモンの分泌を促す成分として注目したいのは、大豆イソフラボンや、ビタミンB6・ビタミンEなどのビタミン類です。大豆イソフラボンは大豆食品全般に含まれ、女性ホルモンと同じ働きをします。ビタミンB6は、マグロやカツオなどの魚類に多く含まれる成分で、エストロゲンの代謝を促す働きがあります。ナッツ類に多く含まれるビタミンEはホルモン分泌を調整し、抗酸化作用により美肌効果も期待できます。

女性ホルモンは、タンパク質とコレステロールから成り立っています。偏った食事によってタンパク質が不足すると、ホルモンバランスが調整できなくなります。

極端なダイエットや、栄養の偏った食事を摂り続けることを避け、健康的な食生活でホルモンバランスを整えましょう。

●睡眠の質を上げる
睡眠には、体は深く眠っているのに脳は活発に動いている「レム睡眠」と、脳も体も休んでいる状態の「ノンレム睡眠」があり、ホルモンの分泌はノンレム睡眠時に活発になります。単に長く眠れば良いわけではなく、眠りのサイクルと時間帯を把握することも大切です。

入眠後、眠りはじめにノンレム睡眠状態になり、その後一定の間隔でレム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返され、徐々に眠りが浅くなって朝を迎えるのが理想の睡眠です。女性ホルモンが最も活発に分泌される夜10時~深夜2時の間に深い眠りを得られるよう、生活のサイクルを整えられると良いでしょう。

仕事が忙しいなどの理由で睡眠時間を十分に取れないという人は、「部屋を暗くして寝る」「リラックスできるBGMやアロマを試す」「入浴後に体を冷やさないようにする」など、深く眠れるように工夫してみてください。

●TPOに合わせて正しいブラを着ける
バストの下垂に少なからず影響を与えるのが、妊娠・出産によるバストラインの変化です。急激なバストサイズの変化が起こりやすい妊娠・授乳中には、変化に合わせてその都度適正なサイズのマタニティブラを着用し、合わないブラを無理に使い続けることのないように気を付けましょう。
ランニングなどの激しい運動をする際には、クーパー靭帯が伸びたり切れたりするのを防ぐためにスポーツブラを着用しましょう。
また、家にいるときはノーブラで過ごすという女性もいますが、ノーブラの時間が長ければ長いほど、胸に重力がかかり下垂を早めます。外出時よりも締め付けの少ないノンワイヤータイプを選ぶなど工夫をしながら、可能な限りブラジャーを着けたほうが良いでしょう。
寝るときもナイトブラを着用すると、バストの脂肪が脇や背中などに流れず、下垂を防ぐことができます。

●授乳のときは子どもを乳房の近くに抱き寄せる
出産後の子どもへの授乳は長時間乳房が引っ張られる状態になり、クーパー靭帯が伸びる原因になります。また、前屈みの体勢は姿勢が悪くなるため、子どもをできるだけ自分のほうに抱き寄せ、無理のない姿勢で授乳すると良いでしょう。

対策2:エクササイズやマッサージをする

2つ目のポイントは、バストアップエクササイズやマッサージで日常的にケアをすることです。バストの下垂の改善に効果的なエクササイズとマッサージについてご紹介します。

●バストアップエクササイズ
バストを支える土台となる大胸筋を鍛えると、間接的にではありますが、「クーパー靭帯への負担が減る」「バストの位置が上がる」など、バストの下垂を防ぐ効果が期待できます。

・腕立て伏せ
大胸筋を鍛えるには、腕立て伏せがおすすめです。腕を肩幅くらいに開き、大胸筋を意識しながらゆっくりと行いましょう。はじめは無理のない範囲で、慣れてきたら腕の間隔を広げるなど徐々に負荷をかけてみてください。

・合唱ポーズエクササイズ
腕立て伏せよりも手軽にできるのが、合掌ポーズによるエクササイズです。
背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、両手のひらを胸の前で合わせて肘が地面と平行になるようにします。このとき、両手はバストトップの位置に合わせて合掌ポーズをつくります。バストが持ち上げる様子をイメージしながら、両手に力を入れて押し合い、その状態を15秒間キープしてから力を抜きます。続けて2セット行い、これを5回ほど繰り返しましょう。鏡の前で姿勢を確認しながら行うと、より効果的です。

●バストアップマッサージ
バスト周辺にはリンパが集中しています。コリをほぐして血流を良くすることでバストのハリが保たれ、バスト下垂の改善につながります。できれば夕方以降、入浴後などの体が温まっているときに行うのがポイント。夕方以降は自律神経の働きにより副交感神経が優位になるため、リラックスしやすくなるからです。さらに、体が温まっている状態で行うマッサージは、睡眠時の女性ホルモン分泌に良い影響を与えるので、入浴してから寝る前までの間がベストなタイミングだといえるでしょう。

マッサージの際は、肌にハリや潤いを与える成分の入った美容液やクリームを使うのがおすすめです。美肌効果だけでなく、摩擦によって肌にかかる負担を抑えることができます。好きな香りの美容液を使うのも、リラックス効果があって良いでしょう。

それではここで、簡単にできるマッサージ法をご紹介します。

1. 足を肩幅に開いて立ち、猫背にならないよう胸を開いて脱力します。左胸上部の大胸筋に右手の親指を除く4本指を当て、内側から脇の下部分に向かって円を描くようにさすりながら移動し、リンパを流します。右胸も同様に行います。

2. 両手の4本指をバストの下部分から脇の下まで弧を描くようにして交互に引き上げます。

3. 手のひらでバスト全体を包み、下から上へ持ち上げるイメージで軽く引き上げた状態を10秒間キープし、そっと離します。

左右とも3回×3セットずつ行い、バスト周辺のリンパを刺激して老廃物の詰まりを改善しましょう。

●バストアップのツボ
女性ホルモンの分泌を活発にするツボを押して刺激すると、バストアップや美肌効果が期待できます。体を温めながら、入浴時に行うのがおすすめです。マッサージやエクササイズと合わせて試してみてください。
リラックスして息を吐きながらゆっくりと押し、息を吸いながらゆっくりと離すのがポイントです。

・だん中
女性ホルモンの働きを促してくれるツボが「だん中」です。左右の乳首を結んだラインの中央部分にあります。指を当て、だんだん力を強めながら3秒間押し、ゆっくりと力を抜きながら離す、これを5回ほど続けましょう。

・てんけい
「てんけい」は乳腺を発達させるツボです。バストトップと同じ高さで、体と乳房の境目にあります。バスト両脇の、体と乳房の境目を指で押してみてください。少し痛みを感じるところがてんけいです。
両手の親指をてんけいに当て、バストを持ち上げるようにしながら5秒程度内側に向かって押しましょう。少し痛いくらいで止め、ゆっくりと5回ほど行います。

・乳根
「乳根」は、女性ホルモンやリンパの分泌を促し、母乳を出やすくするツボです。乳首から指2本分真下にあるツボで、肋骨の5本目と6本目の間くらいの位置にあたります。「3秒かけてゆっくり押し、また3秒かけてゆっくりと離す」を5回繰り返しましょう。

エクササイズやマッサージは、無理をせず自分のペースで行うようにしてください。強すぎる刺激や激しい運動は、クーパー靭帯を痛める原因にもなり逆効果です。リラックスした状態で毎日コツコツ続けるのがポイントです。

対策3:正しいサイズのブラを着ける

バストの下垂を防ぐための3つ目のポイントは、自分に合ったブラを選び、正しく着用することです。ブラのサイズやカップの選び方から、バストアップできるブラの着け方まで見てみましょう。

●正しいブラの選び方
・サイズの測り方
自分でバストのサイズを測り、自分の基準でブラを選んでいる人の中には、間違ったサイズの測り方をしている人も多く見られます。ここでは、正しい測り方の手順を見ていきましょう。

測る場所は「トップ」と「アンダー」の2カ所です。
トップバストは、バストの最も高い位置、つまりちょうど左右の乳首を結んだラインです。アンダーバストは、バストのすぐ下のラインのことです。この2つの数値の差によってカップのサイズが決まります。

1. バストを測るときは、上半身が全て映る大きさの鏡の前に立ち、背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。上半身の服を全て脱ぎ、メジャーがよれたり姿勢が悪くなったりしていないかを確認しながら計測してください。

2. ゆっくりと深呼吸をして、体から力が抜けた状態でサイズを測るのがポイントです。体を90度前に倒し、おじぎをした状態でトップバストを測ります。外向きバストや離れバストの人、下垂気味の人は、この姿勢をとることによってバストが本来あるべき位置に戻るため、より正確なサイズを測ることができます。

3. 最後に、手持ちのブラジャーの中から、パッドの入っていないタイプで一番フィットしていると思われるものを選んで着け、その上からトップバストを測ります。
フィットしているブラジャーとは、バストがカップからはみ出したり、カップが余っていたりせず、自然な状態でバストの形になじむものです。

以上3つの方法で測ったトップバストのサイズを比べて、最終的な数値を決めます。バストの形や下垂の具合にもよりますが、30代前後から、2と3の方法で測ったサイズのほうが、1で測ったサイズよりも大きくなる傾向にあります。それぞれのサイズにあまり差がなければそのサイズで良いですが、測り方によって差が出ている場合は、大きいほうのサイズを選んでください。
アンダーバストはヌードサイズ、トップバストは3つのサイズを比べて一番大きい数値が正しいブラのサイズになります。

・ブラのタイプを把握
ブラジャーにはカップの大きさや形によってさまざまな種類があります。「自分の胸の形に合うかどうか」「どのように見せたいか」などにより、適した形を選んで着けましょう。

<フルカップブラ>
幅広のカップがバスト全体をしっかりと包み込んでカバーしてくれます。安定感が欲しい人やバストにボリュームのある人、バストのハリがなくなってきて横流れが気になる人におすすめです。

<3/4カップブラ>
カップの上部1/4をカットした形のブラで、ブラジャーの中では最も一般的な形です。バストを斜め下から中心に向かって持ち上げて寄せ、ワイヤーやパッドによってボリュームアップもできるので、谷間を強調したいときにぴったりのブラです。

<1/2カップブラ(ハーフカップブラ)>
フルカップブラの下半分だけの形のブラで、バストの形を整えながら上向きに持ち上げるので、バストの下垂が気になる人には特におすすめの形です。胸元が広く開いている服を着るときや、露出が増える夏場に活躍してくれます。

他にも、表面に縫い目がなくアウターに響きにくいという特徴がある「シームレスカップ(モールドカップ)ブラ」や、体を動かすときにバストをしっかりとホールドしてくれる「スポーツブラ」、就寝時のバストを補正する「ナイトブラ」など、目的に応じてブラを使い分けましょう。

・フィッティング
ブラのサイズを選ぶ際には、必ず購入前にフィッティングをしましょう。同じサイズ表記であっても、メーカーによって着用感は異なります。さらに、同じメーカーのものでも、素材や形によって合うもの、合わないものがあるので、「自分のサイズはこれ」と決めつけずにいくつか試してみてから購入するのが良いでしょう。

●正しいブラの着け方
サイズが合っていても着け方が間違っていると、ブラによるバストアップ効果やフィット感を得られなくなってしまいます。正しいブラの着け方をご説明します。

1. ブラのストラップに両腕を通して肩にかけ、体を前に倒してバストをカップの中に入れます。

2. そのままの姿勢で後ろのホックを留め、左手で左肩のストラップを少し引っ張って浮かせながら、右手で左のバストを優しく引き上げてカップに収めます。

3. 右のバストも同様にしてカップに収めたら、体を起こし、最後に肩のストラップを調整します。

4. 体を左右に動かしたり両腕を上下したりして、食い込みやずれ、違和感がないかチェックできたら完了です。

きちんとブラを着けられているかどうかは、次のセルフチェックリストで確認してみてください。1つでも当てはまる項目があれば、ブラ選びか着け方を見直す必要があります。

【セルフチェックリスト】

・カップが浮く、余る
・カップが食い込む、締め付けが苦しく感じる
・アンダーバストがずり上がってくる
・アンダーバストが食い込んで苦しい
・ストラップがずり落ちる
・ストラップが食い込む
・ワイヤーが当たって痛い
・バストラインが下を向いてしまう
・ブラの脇部分にたるみや浮きがある

1日のうちに何度か、トイレなどでブラが正しく着けられているかチェックし、ずれていたら着け直すようにすると、バストを正しい位置に、正しい形でキープすることができます。慣れるまでは少し面倒に感じるかもしれませんが、バストの下垂を防ぐ、または既に垂れてしまったバストを改善するには、日々の積み重ねが大切です。
バストケアとブラジャーの選び方・着け方を見直して、年齢やストレスにも負けない美乳をキープしましょう。

理想のバストを手に入れるために

ハリのある肌や髪の毛、体の丸みなど、女性らしさに関わるエストロゲンは、30歳をピークに徐々に分泌量が減っていきます。年齢とともにバストが垂れるのは自然なことですが、いくつかのポイントを意識して注意するようにすれば、バストラインが大きく崩れてしまうのを防いだり、遅らせたりすることができるのです。
理想のバストを手に入れることができれば、より自分に自信を持ち、明るい気分で毎日を過ごせるようになるでしょう。