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ニースの観光スポット5選|大人の女性にぴったり!南仏のリゾート地

旅行・おでかけ


フランス南部の地中海を臨むエリアを、その海の青さを指して「コート・ダジュール(紺碧の海岸)」と呼びます。一年を通して温暖な気候にあり、古くから避寒地として多くの旅行者が訪れる場所です。
ニースはそのコート・ダジュールの中心といえる街。有名な美しいビーチはもちろん、アートを楽しんだり、ショッピングをしたり、さまざまな楽しみ方をできるのが魅力です。
今回は、次の休暇で訪れる旅行先に迷っている人のために、リゾート地として長く世界中の人々に愛されてきたニースの見どころを紹介します。

【目次】
1.美しいビーチ沿いを散策:プロムナード・デ・ザングレ
2.絶対に外せないニースの中心地:マセナ広場
3.「色彩の魔術師」の作品を堪能:国立マルク・シャガール美術館
4.展望台からニースの街を一望:キャッスル・ヒル
5.観光の後はおしゃれな街でショッピング:旧市街
6.二面性こそがニースの魅力

美しいビーチ沿いを散策:プロムナード・デ・ザングレ

遊歩道を歩きながら、美しい地中海を堪能しましょう。
「プロムナード・デ・ザングレ」は、ゆったりと充実した時間を過ごせる場所です。

●プロムナード・デ・ザングレの魅力
プロムナード・デ・ザングレは、ニースの海岸に約3.5キロメートル続く広い遊歩道です。名前の意味は「イギリス人の遊歩道」で、ニースの街が19世紀にイギリス貴族らの避寒地として人気を集めたことが由来です。
ニースを訪れる貴族のために海岸沿いの道が整えられ、レストランやカフェ、カジノ、高級ホテルが立ち並ぶようになりました。やがて美しい花壇やヤシの木が道を飾り、コート・ダジュール地方を象徴する今日のニースの風景ができたのです。

例年2月に行われるコート・ダジュール最大級のカーニバルが開催されるときは、メインイベントの一つである「花合戦」の会場となり、花をふんだんに使って飾り立てられたいくつもの山車が、プロムナード・デ・ザングレを行進します。

「天使の湾」と呼ばれる紺碧の海を臨むプロムナード・デ・ザングレは、リゾート地でありながら、どこか素朴でのんびりとした空気が漂います。ニースのビーチの特徴である玉砂利の浜、その上を滑る独特の波の音を聞きながら、地元民や観光客は遊歩道をジョギングしたり、カフェやレストランに立ち寄ったり、ただ海を眺めたり――思い思いに時を過ごします。

道沿いには30ほどの小さなビーチが連なっており、パラソルやビーチベッドをレンタルしてくつろぐのもおすすめです。美しい海を臨む浜辺に無数のパラソルが咲く様子は、夏のニースを代表する光景として、ポストカードなどにもよく使われています。

訪れるなら、夜のプロムナード・デ・ザングレも歩いてみましょう。建物の明かりとヤシの木のライトアップが昼間とは違う街の風景をつくり、ロマンチックな雰囲気の中を散策することができます。

●住所
Promenade des Anglais 06000 Nice

●最寄り駅
「NICE VILLE(ニース・ヴィル)」駅から徒歩約20分

絶対に外せないニースの中心地:マセナ広場

マセナ広場」は、有名カーニバルのメイン会場にもなるニースの中心地的存在です。
アーケードや路地のカフェ、噴水や街灯のアートなど、いろいろな楽しみがあります。

●マセナ広場の魅力
マセナ広場は、大きなアポロン像の立つ噴水がシンボルの、ニースの中央広場です。白黒の格子模様の地面をトラム(路面電車)の線路が横切り、バラ色の壁とレトロ感ある青いよろい戸の建物が、ぐるりと広場を取り囲みます。

広場の西側にはブランドショップが並び、それとは対象的に北側の「ジャン・メディサン大通り」では気軽なショッピングを楽しめます。フランスの有名百貨店「ギャラリー・ラファイエット」もこのマセナ広場に店舗を構えています。

広場から延びるいくつもの路地では、レストランやカフェが盛況です。南仏の日差しを浴びるオープンテラスで、ニースの街の空気をたっぷり味わうくつろぎタイムを過ごしましょう。

街灯のランプ部分にかたどられている彫刻も見ものです。ひざまずいたり膝を抱えたり、さまざまな格好で座る男性の像は七大陸を表しているとされます。ニースの太陽が沈み、この男性像にカラフルな明かりがともると、マセナ広場の夜が始まります。

噴水と広場を囲む建物はライトアップされ、街灯に照らされるモノクロームの床とバラ色の壁が独特のコントラストを生み出します。建物のアーケードからあふれ出る光も、太陽に代わって夜のマセナ広場ににぎわいをもたらします。
季節ごとのライトアップイベントも行われているので、クリスマスなどに合わせて訪れてみましょう。

●住所
6, rue Dr Jacques Guidoni 06000 Nice

●最寄り駅
「NICE VILLE」駅から徒歩約13分

「色彩の魔術師」の作品を堪能:国立マルク・シャガール美術館

ロシア出身の画家、マルク・シャガールが設立から携わったという美術館は、シャガール作品の宝庫です。規模は小さくても、満足すること間違いないでしょう。

●国立マルク・シャガール美術館の魅力
国立マルク・シャガール美術館は、ひっそりとした佇まいで規模もあまり大きくありませんが、訪れた人の満足度は抜群です。
シャガール本人が生前から設立に携わっていた美術館で、創設のきっかけとなった17点の連作絵画が収められているほか、展示室は光を取り入れた設計で、シャガール作品の魅力を最大限に引き出す工夫が施されています。

展示作品は約450点。17点の連作絵画は、旧約聖書の創世記をテーマに20年以上かけて制作されました。シャガールの創作の原動力でもあった信仰心が、絵画を通して十分に感じられる超大作です。

「色彩の魔術師」の異名の通り、シャガールの作品は美しい色合いが特徴的です。特にシャガールの作り出す幻想的な深い青色は「シャガール・ブルー」と呼ばれ、作品を鑑賞するときに注目して欲しいポイントです。館内のコンサートホールに飾られているシャガール・ブルーのステンドグラスは、日差しに輝いて神秘的な美しい光を放ちます。

エデンの園をイメージし、オリーブやラベンダー、ヒノキが植えられた庭園も見どころです。庭園内にあるカフェで心地よい時間を過ごしてみてください。

●住所
36 Avenue Docteur Menard, 06000 Nice,

●最寄り駅
「NICE VILLE」駅から路線バス15番・22番で約5分
※「MUSEE CHAGALL」バス停留所で下車

展望台からニースの街を一望:キャッスル・ヒル

「キャッスル・ヒル」の頂上から見る海と太陽の色をした街並みが生み出すコントラストは、ニースならではの絶景です。
城跡公園なので、フランスの歴史を感じることもできるでしょう。

●キャッスル・ヒルの魅力
キャッスル・ヒルといっても、現在お城が建っているわけではありません。11~18世紀ごろ、シャトーの岩山の上には堅牢な要塞があり、地中海一の防衛力を誇っていました。しかし、18世紀初めにルイ14世によって破壊され、現在はその史跡のみが残り、城跡公園として観光スポットになっています。

石造りの階段を登って向かう頂上には、いくつかの展望台と人工滝があり、展望台からは「天使の湾」とニースの街を一望できます。

頂上まではトラムやエレベーターを使うこともできますが、体力に自信がある人は、史跡や景色を楽しみながら自分の足で歩いてみてください。

昼間に展望台から眺めるニースの街並みだけでなく、夕景や夜景を眺めるのもおすすめです。ビーチラインに沿って街灯が輝き、オレンジ色の建物が光をほのかに照り返す、美しい光景を堪能できます。

●住所
Montee du Chateau par ascenceur, 06300 Nice

●最寄り駅
マセナ広場から徒歩約10分

観光の後はおしゃれな街でショッピング:旧市街

パステルカラーの建物と路地がつくり出す、絵画のような風景と、生き生きとした地元の人々が魅力の「旧市街」。ニースらしいお土産を探すのにもぴったりです。

●旧市街の魅力
歴史を感じさせるパステルカラーの建物の間を路地が通り、まるで絵画の中にいるような独特の雰囲気を醸し出しています。高い窓から干されている洗濯物など、地元に住む人の生活感が漂っているのも味があります。

何度もイタリア領となった歴史があるニースの中で、イタリア統治時代の様子を今も色濃く残し、旧市街の中心地にはイタリアバロック様式の建築物「ラスカリス宮殿」が建っています。旧市街を訪れたら立ち寄ってみましょう。

路地を歩けばかわいいショップやレストラン、カフェがいくつも目に留まるでしょう。
ショッピングに活用したいかごバッグやおしゃれな器、ハーブやスパイス、オリーブオイルなどの調味料、南仏の定番であるマルセイユ石鹸など、お土産探しをじっくり楽しめます。

旧市街地の「サレヤ広場」では、マルシェと呼ばれる市場が毎日開かれているので、地元の人たちと一緒に朝食をとってみましょう。ひよこ豆を使ったクレープのような料理「SOCCA(ソッカ)」は、ニース名物の一つです。
夜のサレヤ広場はレストランやバーのテラス席となっており、ワインや食事を楽しむ地元民と観光客でにぎわいます。

●住所
Vieux Nice, 06000 Nice

●最寄り駅
トラムT1「Opéra – Vieille Ville」または「Cathédrale – Vieille Ville」から徒歩約5分
(サレヤ広場まで)

二面性こそがニースの魅力

ニースの街には二面性があります。
一つは、ホテルやレストラン、カジノが立ち並び、夏には美しい海を臨むビーチが盛況になる「リゾート地」としての顔。もう一つは、歴史や地元の人々の生活を感じながら素朴に楽しめる「穴場スポット」としての顔。両者ははっきりと分かれているわけではなく、互いに溶け合って存在しているため、ふとした瞬間に両方の顔を見ることができます。
二面性をどちらも堪能できることが、ニースの大きな魅力といえるでしょう。