THE FLANDRE MAGAZINE | フランドルマガジン

  • Facebook
  • twitter
  • instagram

MENU

  1. HOME
  2. ファッション
  3. フランドルの2017秋冬向け展示会レポート|注目のキーワードとアイテム

フランドルの2017秋冬向け展示会レポート|注目のキーワードとアイテム

ファッション


「イネド」「ルフトローブ」「クリアインプレッション」など、ベーシックからトラッド、モード、フェミニンまで、幅広いテイストの人気ファッションブランドを展開するフランドル。4月にひと足早く秋冬向け展示会が開催されました。テーマは、『「Urban Efficient」The COAT & SWEATER AUTUMN WINTER 2017』。
今回は、フランドルの展示会の様子と秋冬に注目のアイテムをご紹介します。

【目次】
1. 2017年秋冬向け展示会の内容
2. 注目アイテム1:アウター
3. 注目アイテム2:ニット
4. 注目アイテム3:ボトムス・オールインワン
5. こだわり素材&デザインがそろう秋冬アイテム

2017年秋冬向け展示会の内容

フランドルの2017年秋冬向け展示会のキャッチコピーは、「We do not stop evolving(私たちは進化し続ける)」。世の中にない価値ある商品を、国内外のマーケットに届けることを目標としています。

●「イネド」が誕生25周年
フランドルの原点ともいえるブランド「イネド」が、2017年に25周年を迎えました。アニバーサリーを記念して、国内外の紡績企業25社とタッグを組み「Anniversary Special Merchandise」として二つの企画シリーズを提案します。

●紡績企業と組んで開発した25品番と低価格にこだわったバリューシリーズ25品番
今年の春からスタートした新企画である「25品番」商品。一つは、紡績企業と協力して独自素材を開発したラインナップ、もう一つの「バリューシリーズ」では、価格競争力の高い商品展開を実現しました。特にバリューシリーズでは、昨年14万円で販売していたカシミアのコートを10万円以内におさめるなど、コストを抑えることでこれまでと異なる客層の獲得を目指しています。

●ブランドごとの企画ではなく、共通した素材やテーマによる商品展開を実現
フランドルでは今回の展示会から業態やブランドごとの企画を取りやめ、各ブランドで共通の素材・テーマによる商品展開を実施しました。ブランドを超えて共通の素材を応用し、同じテーマで企画することで商品のバリエーションを充実させています。

●ニットとアウター中心
今回の展示会では、秋冬の必須アイテムであるニットとアウターを、昨年の1.5倍にあたる約200型ずつ展開。それぞれ色や柄のバリエーションを充実させています。
毛足の長い素材を使用するなど、全体的にオーバーシルエットで、「ふわもこ」素材の商品が多くそろっているのが特徴です。

●「クリアインプレッション」
今回は、全ブランドを統合した展示会として、SC(ショッピングセンター)向けカジュアルブランド「クリアインプレッション」も出店しました。「イネド」や「メゾンドベージュ」などその他のブランドは1Fで展示し、以前は別企画であったクリアインプレッションを別フロア(B1F)に展示するなど、展示方法を大幅にリニューアルしています。

注目アイテム1:アウター

アウターは寒い時期の必須アイテムです。フランドルの秋冬展示会で発表された新作アウターと、注目のトレンドキーワードをご紹介します。

●注目キーワード
<光沢感・ベロア素材>
光沢感のある素材は、大人っぽく落ち着いた雰囲気に見せてくれます。ベロアは、手触りのよい毛織物。コートなどの生地にも多く用いられています。

<ボア>
毛皮などから作られた素材で、温かみを感じさせます。コートの袖口や襟などにも使われています。

<ボマー>
もともとは軍事用として使われており、革製で丈が短い「ボマージャケット」などが有名で、「MA-1」とも呼ばれています。

<エコファー>
動物愛護などの観点から、リアルファーではなく合成繊維を使用した「エコファー」がトレンドです。ブルゾンやコートの襟、ポケットなど、部分的に使われることもあります。

<ニューフォーム>
先シーズンからのトレンドを引き継ぎ、服のフォルムを大きく変形させるトランスフォームが注目です。広がった袖やアシンメトリーの裾など、新たな形やデザインのコートが登場しています。

<チェック>
トラッドにもカジュアルにも着こなせるチェック柄。ハウンドトゥース(千鳥格子)やグレンチェック、ギンガムチェックなど定番の柄が、新たなアレンジで再注目されています。今年の秋冬は、キュートなカラーのチェック柄が流行の兆しです。

<ビビッドカラー>
夏に多く見かけるショッキングピンクやイエロー、蛍光色など発色の良いカラーを、今年は秋冬に取り入れています。鮮やかなカラーバリエーションがそろっており、インパクト大です。

●注目アイテム
<コート>
写真のものは、「ヴィブラント(=活気に満ちた)チェック」のコート。ヴィブラントチェックとは、大きめチェックやレッドやイエローなどの鮮やかなカラーが混じった柄で、はっと目を引くようなチェックを指します。
チェックというと、時には地味な雰囲気になってしまうこともありますが、こちらのアイテムは複数のカラーを組み合わせていることで、落ち着いていながらもファッショナブルな印象を与えます。

ファーやボアなど「ふわもこ素材」のコートが多いのも、今回の展示会の特徴です。全体が毛で覆われているものから、ポケットや袖など一部にだけファーが使われているものまで豊富な商品が展開されています。

<ダウン>
今季のフランドルのアウターは、光沢感のあるシルバーやビビッドカラーを使った丈の短いダウンが多く展開されています。トレンドに沿った、あえてゆったりと着るオーバーシルエットタイプのダウンもあります。

<ブルゾン&パーカ>
ブルゾンやパーカも、レッド、イエロー、カーキ、ホワイトなど、カラーバリエーションが豊富です。光沢感のある艶やかなデザインのブルゾンや、襟元に付いたファーの取り外しが可能なパーカなどが取りそろえられています。普段使いはもちろん、おしゃれに決めたいときにも幅広く使えるアイテムです。

注目アイテム2:ニット

フランドルの秋冬展示会で発表された新作ニットと、注目のトレンドキーワードをご紹介します。

●注目キーワード
<パターンニット>
シンプルなケーブル・アラン柄から、カウチン、フェアアイルなど、決められたデザインを編み込んでいくタイプのニットです。

<ファンシーヤーン>
色や太さ、素材の異なるさまざまな糸を組み合わせて作ったニットを指します。モザイク柄のような鮮やかな色彩や凹凸感のある手触りが特徴です。

<フェアリー>
毛足の長い素材を使うことが多く、生地がふんわりとしていて、柔らかい触り心地が特徴のニットです。

●注目アイテム
<タートルネックニット>
体にぴったりとフィットするベーシックタイプから、ゆったり着られるシルエットのものまでさまざまなデザインを展開。テキスタイル企業と合同で開発した、フランドルこだわりの素材が使われている定番アイテムもあります。
写真のタートルネックニットは、淡いカラー同士の組み合わせが優しい印象を与えるデザインになっています。

<デザインニット>
カラフルで柄が大きめのニットや、色鮮やかな無地のニット、もこもことした手触りが特徴のパステルカラーのニットなど、豊富な種類をそろえています。幅広い年代の人が、自分好みのデザインニットを見つけられるでしょう。
フランドルは、デザインにこだわるだけでなく「チクチクしない着心地」にもこだわった商品を製作しています。写真のように複数のカラーが使用されたニットを選べば、ボトムスや小物との組み合わせも広がります。

注目アイテム3:ボトムス・オールインワン

カラーやデザインで、全体の印象が変わるボトムス。フランドルの秋冬展示会で発表された新作ボトムス・オールインワンと、注目のトレンドキーワードをご紹介します。

●注目キーワード
<光沢感・ベロア素材>
今年の秋冬は、光沢のあるメタリックや高級感のあるベロア素材などを使ったボトムスなどが多く登場しています。

<プリーツ>
ひだを重ねたタイプのスカートを「プリーツスカート」と呼びます。プリーツの太さや丈の長さなどで印象が大きく変わります。

<丈長>
今年の春夏からトレンドが続いているのが、丈長タイプのボトムスです。ふくらはぎから足首近くまであるボトムスは、動く度に裾が大きく揺れ、エレガントな印象を与えます。

●注目アイテム
<ベロアスカート>
しっとりと柔らかい手触りが特徴的なベロア素材のスカート。程よい光沢感が、上品さとゴージャス感を演出します。写真のように、帽子や靴、バッグなどに「ふわもこ素材」を取り入れることで、秋冬っぽさが一段と増します。

<プリーツスカート>
プリーツスカートは、昨年からのトレンドを引き継いでいます。寒い季節にぴったりのベロア素材とプリーツのコラボは、トーンが暗くなりがちな秋冬ファッションを、品よく華やかにしてくれます。
無地のプリーツスカートに、色鮮やかなデザインニットのトップスを持ってきて引き立たせたり、シンプルな無地のトップスと合わせてスカートを主役にしたりするのもおすすめです。

<オールインワン>
一枚で着られるオールインワンも、昨年から引き続き人気のアイテムです。写真は、ベロア素材のキャミソールタイプのオールインワン。カットソーの上から着るとカジュアルに、一枚で着用すれば一気に女性らしいシルエットになります。
ボアやファーなどと合わせれば、季節感をしっかりと押さえたコーディネートが可能です。

こだわり素材&デザインがそろう秋冬アイテム

今回のフランドル秋冬展示会では、秋冬のトレンドを押さえた商品ラインナップが展開されました。フランドルが目指す「NEW BASIC=今までなかった価値の創造」の通り、作り手のこだわりを感じられるものばかり。ひと足先に、秋冬ファッションを予習してみてはいかがでしょうか。