THE FLANDRE MAGAZINE | フランドルマガジン

  • Facebook
  • twitter
  • instagram

MENU

  1. HOME
  2. その他・ライフスタイル
  3. 御朱印めぐりの意味とは?御朱印の魅力と知っておきたいマナー

御朱印めぐりの意味とは?御朱印の魅力と知っておきたいマナー

その他・ライフスタイル


神社や寺院を身近なものにしたパワースポットブーム。その影響もあってか、これまで少しハードルの高かった「御朱印」が注目を集めるようになりました。御朱印を目的に参拝する人も増え、御朱印に関する書籍や御朱印帳を販売している寺社、一般の店舗なども多く見かけます。
今回は、神社仏閣を訪れる新たな楽しみとして定着した御朱印めぐりの魅力や、守るべきマナーについてご紹介します。

【目次】
1. 御朱印めぐりとは?
2. 御朱印めぐりの魅力
3. 御朱印めぐりマナー
4. 御朱印めぐりで気をつけること
5. マナーを守って御朱印めぐりを楽しもう

御朱印めぐりとは?

御朱印とは、和紙に寺院や神社の名称や御本尊の名称などを墨書きし、朱印を押したものです。神社仏閣を参拝した証といえます。

●御朱印めぐりが人気
以前は巡礼を行う年配の方にのみ馴染みがあるもので、それほど身近な存在ではありませんでした。しかし、近年は年齢を問わず、さまざまな神社や寺院で御朱印をいただく「御朱印めぐり」がブームになっており、小さな寺社でも御朱印を求める参拝者の姿が見られるようになりました。
特に若い女性に人気があり、御朱印帳を携えて寺社をめぐる女性は「御朱印ガール」と呼ばれます。

●御朱印のはじまり
平安時代の終わり頃から、神仏の加護を求める目的のほか、死者の供養や信仰の深さを示すために、寺院で写経し奉納する「納経」が盛んになりました。納経をした証として授与されたのが「納経印」で、現在の御朱印の始まりといわれています。
江戸時代になると、納経をしなくても参拝の証として御朱印が授与されるようになり、やがてこの慣習が神社でも行われるようになったことで、明治時代以降には御朱印の文化が定着しました。

●御朱印帳
御朱印をいただくには、基本的に御朱印帳が必要です。御朱印帳に直に墨書きと朱印がされる場合と、あらかじめ書き置きされたものを御朱印帳に貼り付けて保管する方法があります。
御朱印帳の大きさにも種類があり、一般的な御朱印帳は大体11cm×16cmと12cm×18cmくらいの大きさの2種類があります。神社のほうが少し小さいといわれていますが、使い分けのルールは特にありません。
御朱印帳は雑貨店や文房具店でも購入できるほか、オリジナルの御朱印帳を販売している神社や寺院もあります。御朱印めぐりがブームになった影響で、おしゃれな柄や個性的なデザインが増えていますので、お気に入りの御朱印帳を探すのも楽しみのひとつでしょう。

御朱印めぐりの魅力

御朱印の魅力は、授与されることだけではありません。純粋な信仰心や巡礼の達成感のほかに、御朱印の収集自体を目的にしている人もいます。

御朱印には、神社なら名称や名称の印、神紋、寺院なら御本尊や御堂の名称、梵字、三宝印などが書かれ、あわせて参拝した日付が記されます。あとから見返すと、いつ、どこに参拝したのかがわかるので、旅先などで神社仏閣をめぐったときの思い出にもなりおすすめです。

また、御朱印は寺社それぞれ異なる内容になっていて、中には個性的なデザインのものもあります。基本的には墨書きと朱印で構成されていますが、寺社の由来に関する動物や植物、シンボルの印が押されたものや、朱色以外の色でカラフルに書かれたものも見られます。さらに、墨絵が描かれていたり、御詠歌が記されていたりする御朱印をいただけるところもあります。
変わったデザインの御朱印は人気があり、Web上でも話題です。季節ごとにデザインが変わったり、期間限定の御朱印が用意されていたりすることもあるので、興味のある人は神社仏閣をめぐるときには事前に調べてみると良いでしょう。

御朱印めぐりのマナー

神社や寺院は、厳粛な宗教施設です。御朱印をいただく際は、最低限のマナーと信仰心を忘れずに参拝しましょう。

●参拝してから御朱印をいただく
御朱印は必ず参拝を終えてからいただくようにしましょう。御朱印は参拝した証であり、スタンプラリーやコレクション感覚でいただくものではありません。参拝せずに御朱印をお願いするのはもちろん、参拝の前にいただくのもマナー違反です。

●御朱印の受付方法を守る
神社なら授与所や社務所、寺院なら納経所でお願いするといただけるところが多いのですが、規模の大きな寺社では敷地内の別の場所に御朱印の受付を設けていることがあります。目の前で書いていただける場合もありますが、有名な寺社は御朱印の希望者で混雑するため、書き置きのみが用意されていて記帳は受け付けていないこともあります。
また、一般的に寺社は夕方に門が閉まります。いつでも参拝ができる寺社であっても、社務所や納経所は受付時間が決まっています。「できれば目の前で直書きしてほしい」「時間外だけどせっかく来たから書いてほしい」など、個人の都合で相手を困らせることはNGです。

●御朱印帳は書いてほしいページを開いて渡す
直書きしていただけるところでは、御朱印をお願いすると、どこのページに書くかを確認されます。記帳する順番にこだわりのある参拝者もいるためです。御朱印帳は記帳してほしいページをあらかじめ開いてから渡しましょう。書いてくださる方になるべく手間を取らせないのもマナーのうちです。

●御朱印を書いてもらっている間のマナー
目の前で直書きしていただけるところでは、書いている手元をじっと覗き込みたくなるかもしれません。SNSにアップする目的で写真や動画を撮りたいという人もいるのではないでしょうか。
しかし、御朱印は書き損じの許されない作業です。書いてくださる方が気になるほどに覗き込むのは止めておきましょう。写真や動画は注意書きなどで禁止されていないかを確認し、特に注意がない場合でも、許可を取ってから撮影するのがマナーです。
書いている途中で話しかけるのも集中力を削いで迷惑になるため控えましょう。

●御朱印代はお釣りのないように準備する
御朱印代は神社では初穂料、寺院では納経料と呼ばれます。金額は寺社によって異なりますが、多くの場合300~500円です。5,000円札や10,000円札の高額紙幣で支払うのはできるだけ避け、1,000円札でもお守りなどと一緒に支払って、お釣りが出ないようにするのがスマートです。
中には「お気持ちでお納めください」と、金額を定めていないところもあります。ほかの寺社の御朱印代を参考に、お釣りが出ない金額を納めましょう。

御朱印めぐりで気をつけること

御朱印めぐりの前には、事前に御朱印の有無や授与時間などを確認してから行きましょう。

神社仏閣であれば、どこでも御朱印をいただけるわけではありません。例えば、浄土真宗は御朱印を授与していない寺院が多いことで知られていますし、御朱印があるところでも、祭事で忙しい日には、御朱印の受け付けをしていないこともあります。

また、社務所がない無人の神社では、御朱印をお願いしようにも受付がありません。そのため、御朱印をいただくことはできませんが、神社の管理を担っている近隣の店舗やほかの神社で書き置きされたものをいただける場合があります。
御朱印めぐりで寺社を訪れるときには、その日に御朱印があるかどうかを調べてから参拝しましょう。

マナーを守って御朱印めぐりを楽しもう

御朱印は毎回手書きされており、同じものはありません。アートのような美しさを兼ね備えた日本古来の文化が、今でも多くの人を魅了しています。
きれいな御朱印帳を使う楽しみに、個性的な御朱印を集める楽しみ、旅の思い出として保管する楽しみ。そんな楽しみを味わえる御朱印めぐりは、若い人の間でも浸透し始めています。
ただ、御朱印めぐりを通して神社や寺院に親しみを持てるのは悪いことでありませんが、ハードルが下がることで「ふさわしい振る舞い」を忘れてしまう人もいます。どんなに身近に感じられても神社仏閣は特別な場所であることを忘れずに、敬意を払って行動しましょう。